経鷲会主催 阿部修平氏講演会

ピーター・ドラッカーがその著書「見えざる革命」の中で、「年金基金が、アメリカの大企業の支配的所有者となり、アメリカの唯一の資本家になった」と喝破したのは1976年のことである。その後30年、年金革命の波はドラッカーの見通しをはるかに越えて世界の政治、経済、社会構造に革命的な影響力を行使し始めた。現在、年金ファンドは国籍に関わらず、投資対象の企業に対して、主要株主として会計、ガバナンス上の透明性を求めるのみならず、長期的な株主価値創造を促す強大な力として顕在化し始めている。企業と株主の対話を通した株式価値創造の重要性が高まってきているのである。
また日本の株式市場においても、1990年代後半以降、銀行・企業間の持ち合い構造が崩れる中で、産業の所有構造も劇的に変化し、外国人投資家はいまや日本市場の4分の1以上を所有し、さらに国内の年金基金・投信も10%程度を所有している。
グローバルな年金基金が日本で最も影響力のある資本家になる「見えざる革命」が確実に進行している。
| 日時: | 2007年11月10日(土)16:00〜17:25 |
| 場所: | 上智大学 L号館(図書館)8階 - 821号室 |
| 懇親会: | 9号館 地下カフェテリア 17:30〜20:00 |
阿部 修平氏 経歴
1978年 上智大学経済学部卒業
1980年 バブソンカレッジでMBA取得
1981年 野村総合研究所入社
1982年 野村證券へ転籍と同時にニューヨーク現地法人に異動、日本株セールスを担当
1985年 ニューヨークにて「アベ・キャピタル・リサーチ」を設立
1989年 「スパークス投資顧問株式会社」(現スパークス・グループ株式会社)を設立
1989年 代表取締役社長に就任(現任)
2005年 ハーバード大学ビジネススクールでAMP取得
